派遣社員も取得できる産前産後休暇

正社員だけではなく、派遣社員も産前産後休暇を取得することは可能です。産前産後休暇とは、出産予定日の前42日と出産後56日がそれにあたります。(多胎の場合日数が変わってきます。)

ただここで注意したい点が幾つかあります。

まず第一に出産が早まった場合、給付日数が少なくなってしまいます。逆に出産が予定日よりも遅れた場合、遅れた分だけ延長してもらえます。こればかりは自然に任せるしかありませんので、予定していた金額より前後する場合もあることを念頭に入れておきましょう。

次に注意したい事は、産前産後休暇を取得している間は、扶養に入ることができず年金や健康保険は自身で支払い続けなければなりません。ご主人がいて、扶養に入る場合は産前産後休暇が終了した後で移行手続きを行って下さい。派遣社員というのは不安定だというイメージが様々なメディアを通して耳にするかと思います。しかし、産前産後休暇の取得は認められており、実際取得している方も数多くいます。しっかりと取得条件を確認した上で取得し安心して子育てをできる環境を整える事が可能です。

昨今様々な働き方がある中で、自分にあった働き方を選択出来ます。三年同じ雇用先に派遣のまま雇用されないようにする法律など、見直されている部分は多くあります。正社員ではないからと諦めてしまう事なく、より良い生活環境を作り上げ、自分にあった働き方を選択することができるのが最大のメリットだと考えられます。